大学の研究室OBがナカ工業で働いており、たまたま研究室に訪れた際に当社を紹介してもらったことがきっかけです。その後、家で祖父が階段から転落する事故が起きました。大事には至らなかったのですが、その階段は少し急で、片側にしか手すりが取り付けられていなかったのが原因であったため、改めて人を安全に支える手すりなどの大切さについて考えるようになり、そういったモノづくりに携わりたいと思いました。
会社の雰囲気は、ゆったりとした感じです。現在はノンスリップ(階段すべり止め)の担当をしており、さらに良い製品になるよう改良すべく、図面の作成から試作までを一通り行っています。わからないことや大変なことも多いですが、一から新しい形状を考えて実際に試作を行い、自分の考えた形のモノが出来上がったときに、これが製品として実際に販売されると思うとやりがいを感じます。
技術研究所では、毎週初めに各課のメンバーで集まって、その週に何をいつ行うのか自分で組んだ予定を話し合います。基本的に決まったスケジュールはありませんが大体以下のような流れです。
8:30~9:00 メールチェックなどの雑務
9:00~12:00 製品の試験や試作、報告書の作成
12:00~13:00 昼休憩
13:00~18:45 製品の試験や試作、報告書の作成
入社一年目のとき、先輩社員から「塩水噴霧試験」という試験を少し急ぎで行ってほしいと頼まれました。これは塩水のミストが充満した機器に製品を入れて、性能を確かめるという試験です。しかし、その試験の目的を十分に理解していない状態で試験を行ったため、製品から発生した錆汁が確認したい箇所にまで垂れてしまい、再試験することになってしまいました。このことから、試験に限らずですが何事もまず事前に自分で確認し、それでも分からないときは先輩社員や上司に聞いて、内容を理解してから行動するように心がけています。
普段、何気なく生活しているときに、手すりなどの自社製品を見かけて、実際にそれを使用している人を見ると、目立たなくても人の役に立つモノの開発に携われているのだと思い、誇らしい気持ちになります。
(職種・部門は2019年現在)
エントリーシートにご記入の上、下記応募フォームよりご提出ください。
(ファイル名に氏名の入力をお願いします)