二重天井用
はしご:日本消防検定協会検定品
収納ケース:全国避難設備工業会認定品
揺れ、たわみの少ない実用的なはしご
タスカールで使用しているはしごは、避難時の揺れ、たわみが少ない実用性の高い避難はしごを採用しています。また、はしごにはエンボス加工を施しているためすべり止め効果を発揮、慣れないはしごでも安全に避難できます。またはしごの表面処理は環境に配慮し六価クロメートフリーとなっています。
チャイルドロック(オートタイプ)
上蓋を閉めるだけで自動でロックが掛かる当社オリジナルの機能を持ちます。このためロックの掛け忘れによる、小さなお子様の転落事故を未然に防ぎます。また強風による振動などで、万が一ロックが外れても、再び蓋が閉まればロックが掛かるので安心です。
SPCVⅢ
サイズ:520×600(mm)
SPCDⅢ
目隠しボックス付き
サイズ:520×600(mm)
上蓋を少し持ち上げ、チャイルドロックを手前に引きはずします。
上蓋を90°まで開けます。(上蓋はロックされます。)
下の階に人がいないことを確認し、プッシュレバーを足で押して、はしごを伸ばします。
はしごが伸びきったことを確認し、落ち着いて降りてください。
プッシュレバーを水平に戻します。
ハンドルを軸に差し込んで時計回りに回します。はしごが完全に収納されるまで回します。
サポートバーを手前に引きながら蓋を閉めてください。
収納ケースのステンレス材に、酸を含む腐食性の強いタイルや石材用の洗浄用薬剤が付着すると錆の発生原因となります。これらの薬剤を使用する場合は、必ず収納ケースに養生を行い洗浄用薬剤が付着しないよう注意してください。もし付着してしまった場合は、すみやかに洗浄してください。
はしご本体/熱間圧延鋼板 溶融亜鉛めっき+三価クロメート
収納ケース/ステンレスSUS304 2B仕上
型番 | はしご本体 | 収納ケース | 価格/台 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
段数 | 適応階高h | 型式番号 | 開口寸法 | 認定番号 | ||
SPCVⅢ-108 | 8段 | 2,900≦h≦3,240 | は第24〜1号 |
600×520 | Hh-064-01 |
350,000円 |
SPCVⅢ-109 | 9段 | 3,240≦h≦3,580 | 357,000円 | |||
SPCVⅢ-110 | 10段 | 3,580≦h≦3,920 | 367,000円 | |||
SPCVⅢ-111 | 11段 | 3,920≦h≦4,270 | 375,000円 | |||
SPCVⅢ-112 | 12段 | 4,270≦h≦4,610 | 383,000円 | |||
SPCDⅢ-108 | 8段 | 2,900≦h≦3,240 | Hh-064 |
486,000円 | ||
SPCDⅢ-109 | 9段 | 3,240≦h≦3,580 | 493,000円 | |||
SPCDⅢ-110 | 10段 | 3,580≦h≦3,920 | 503,000円 | |||
SPCDⅢ-111 | 11段 | 3,920≦h≦4,270 | 511,000円 | |||
SPCDⅢ-112 | 12段 | 4,270≦h≦4,610 | 519,000円 |
台風や季節風などの強風によって、避難ハッチの上蓋が自然に開いてしまうことを防ぐためのラッチです。上蓋を開ける力をラッチに加えるだけで簡単に開くので、避難時の上蓋開放の妨げになりません。
上蓋が開いた時にベルが鳴るため、避難ハッチの使用を周囲に知らせることができます。また防犯効果もあります。
ケースおよび上下蓋に、耐候性、耐汚染性に優れた特殊なクリア塗装を施します。沿岸部や工場地帯などの過酷な環境に最適です。
避難はしごの設置工事に際しては、地域により消防設備士による届け出が必要な場合がありますので、必ず事前に所轄消防署に確認をお願いします。また工事完成後は設置届け、消防検査が必要になります。
設置位置は、各階の避難ハッチの開口(降下口)が直下階の降下口と同一垂直線上にない位置としてください
取付方向は、基本的にはしごの吊り元が壁側になりますが、地域により異なる場合がありますので、必ず所轄の消防署に確認してください(図1参照)
上部吊り元と壁面は60mm以上離してください(図2参照)
下部吊り元と壁面(またはサッシ面)は100mm以上離してください
避難ハッチはベランダの水勾配によらず水平に設置してください。ハッチと床面の高さはハッチ側面で、床から5〜30(mm)の間で設置してください。ベランダスラブが厚い場合はゲタなどで高さを調整してください(図3参照)
避難ハッチをスラブ配筋工事時に所定の位置にセットし、アンカーと鉄骨または鉄筋にボルト等を使い溶接固定するか、フック(先端をかぎ状に折り曲げたボルト等)掛けして固定後、コンクリートを打設してください
型枠(ゲタを含む)の解体時は、ケースを変形させないように注意してください
仕上げた後ケースの周囲をコーキングしてください(図3参照)
はしご展張時、はしご先端の軌跡は図4のように一部下枠開口寸法より外側に膨らみます。(本図は8段ですが、段数が多いほど膨らむ量は大きくなります)このため標準ケースを使用しボード等で下がり壁を作る場合、はしごと壁の接触を防ぐため図5のA寸法を必ず50mm以上(10~12段は100mm以上)とってください。 また、左右方向にも揺れながら展張しますので、図6のように615mm以上を確保してください。
図1
図2
図3
図4
図5
図6